癌になって(おねえちゃん)

来楽暮

2008年11月29日 17:57

別ブログで驚いてショックを受けられた方がいるので、
私心を語ってみたいと思います。
重いと思われる方は、どうぞスルーしてください

おねえちゃんは、6年前に胃癌を患いました。
当時息子は中学2年生、娘は小学校5年生、
おねえちゃん自身は40歳になったばかりでした。
(ほ~歳がばれる)

告知という問題がありますが、
おねえちゃんの場合は、根掘り葉掘り先生に詰め寄ったので、
自分が一番先に聞いてきました

内容は、
「あなたのはスキルスと言って・・・。」
そこから先は、何も聞こえなくなってしまいました
なぜなら、スキルスの恐さを知識として持っていたからです。
まるで、赤い疑惑の百恵ちゃんになったような気分・・・
それだけ現実とは受け取れなかったものです。

でも、泣いたのは病院の駐車場で、一回だけです。
なぜなら、泣けば泣くほど癌が喜ぶと思ったから。

今、自分や身内が癌で闘ってる人、むずかしいかもしれないけれど
どうぞ泣かないで。

おねえちゃんは癌になって、発見したことがたくさんあります

人には寿命があって、誰もその日を知りません。
だから、一日一日と、人を大事に生きていかなければなりません。





ロンちゃん連れて近くの公園に散歩に行き、
こんなきれいな紅葉を見られるのも、
当たり前ではありません。

人も水も空気も、風景も
喧嘩したり、泣いたり、笑ったりも・・・。
そんな日常の一つ一つが当然ではなく、新鮮に感じられるようになりました。

生きていればこそです。
感謝して寿命まで、飲み、いや生き続けたいと思っています

感謝、感謝

生きてる証しの展示会


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  10:00~19:00

 
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