心の原風景(おねえちゃん)
手刺繍の見本ができました
どうしてこんなに刺繍にこだわるのか
自分でも考えてみました
心の奥底に残っていたものは、
母が小学校に上がる時に縫ってくれたお道具箱のバッグに
お花の刺繍があったんです。
うれしかったな~、すごくうれしかった
決して上手ではなかったかもしれません。
でも、クリーム色の生地にオレンジのお花が刺繍されていて
それが頭の中に鮮やかに残っています。
手仕事っていうのは、そういうもんなんじゃないかと思います。
やっぱりぬくもりがあるんですよね。
だから、そういうのを来楽暮の商品にも生かしたいです。
私の友人もお世辞にも手芸が上手ではなかったし、
幼稚園バッグも取っ手がねじれて縫いつけてあったけど
幼稚園自体の方針で、
スモックの刺繍から、バッグまで手作りじゃないといけないってところだったので
一生懸命作ってました
でもきっと子供は覚えてくれてると思います。
我が娘も幼稚園に行きたくないとごねた時、
バッグから上履き入れまで全部作りなおしてやって、
アルミのお弁当箱はトールペイントでポケモンを描いたら
なんとか行ってくれました。
今ではいい思い出ですが、本人に聞いたら
やっぱり覚えていました
だから、今の若いおかあさんたちも
忙しいとか、苦手だからとか言わないで
作ってあげてほしいな~と思います。
手仕事って、日本人の一番得意技それを今さらながら、世界の人にも味ってもらいたいです。
大量生産にはない、ほわんとあったかい商品作り、
新しいメンバーも加わって
まだまだ進化します
着物のリメイク:来楽暮