ミヤコのアサリ(おねえちゃん)

来楽暮

2011年04月19日 16:07

母ミヤコの趣味の一つに春の貝掘りがあります。
こんなにきれいな色の貝が採れます。



千葉にいる時は毎年のように送ってきてくれたので、
ご近所さんにはおすそわけしていました

こんなアサリは食べたことがない・・・
みんなにそう言われました

今は旬ですが、残念ながら橋の架け替えで
豆粒(ミヤコが言うには)みたいなのしか採れません

それでも中味はぱんぱんに詰まっていて
味はいいです

ミヤコは漁業権を持ってますが、
よそ者が来て密漁して行くそうです

しかも、使ってはいけない道具を使って
根こそぎ持って行くそうです

「ほんで、おかあちゃん、その人ら~に採ったらいけんって
言わんかったん?」
と、おねえちゃんが聞くと
「言わんいね~、男ばっかりで怖いのに・・・」

漁業協同組合では、年金生活の人もみんな組合費を払って
稚貝を買ってまいているというのに・・・

そして、そんな道具誰も使わず
組合員ですら採っていい日は決まっているというのに・・・

あ~おねえちゃんがその場にいなくてよかった

絶対噛みついてましたから・・・

あ~、ロンちゃんはやっぱり飼い主に似たのか

瀬戸内海はこんなに穏やかです
海の恩恵を受けるだけの瀬戸内海





同じように恩恵を受けてきた被災地の方々の気持ちを思うと
なんともやりきれない思いです