2010年05月25日

トリプルアクセル・・・母から見た就活記録 8(おねえちゃん)

本格的に就活を始めてから、2カ月以上が過ぎ
エントリーシート提出も60社を超え、
一喜一憂しながらも
最初は就活を楽しんでる様子でしたface02

しかし、現実は厳しく
「持ち駒」と学生が呼んでる候補社がどんどん消えていくと
息子からも笑顔がだんだん消えていき
その代わりに増えたのは、重いため息でしたicon10

家じゅうの空気がおも~くなって
毒が充満してるような感じと言えばわかりやすいかな

おねえちゃんも頭の上に漬物石を乗せられたようでしたが
なるべく平静を装ってました

しかし、その分確実に体にこたえていたようですface07

この時息子に繰り返し話したことは
「いいか、開き直った時にトリプルアクセルは決まるんだよ。
 真央ちゃんだって今季すごい苦しんだ。
 でも、苦しんで苦しんで、開き直った時にトリプルアクセルを決めたでしょ。
 今のおまえは、ありのままのおまえじゃない。
 自分が全然出せてない。
 熟語を使うな
 自分の言葉で、ひらがなで話しなさい。」

でも、なかなか実践には至らず・・・

ある日、グループディスカッションを通過し
次回は個人面接というところで
息子と話していた時ですicon12

「なんだか、幸せオーラicon06がむんむんしてるようなとこだったよね・・・」
と、企業研究に行って帰った息子が言うので

「それだよ、それ
 幸せオーラがむんむんしてる・・・icon06
 おかんと話してたら、すっごいいい表現できるじゃん。
 それを言えばいいんだよ。
 めっちゃいい表現じゃん。」

「え?こんな言い方していいんかい?face07

「いい、いい、めっちゃいい、今までで一番いいicon06

果たして、息子は次の個人面接でそのまんまの表現をしたそうです

そして、その面接も通過、
人事副部長、人事部長と、
後はとんとん拍子に決まって行きました

この会社は、最終面接で合格証明書というのをくれます

そして、これからは家族だから・・・と言われたそうです

また、何が評価されたかというのも説明してくれたそうです

その中で
自分の経験をふまえて表現し、目力もあったと・・・
最初に個人面接をしてくれた方が最高評価だったと説明を受け、
喜んで帰ってきましたicon11

学生の皆さん、就活も恋愛と一緒ですわ
ありのままの自分を見てもらって
自分の言葉で愛情表現しないと
相手には伝わらないよ

息子はぎりぎりになって、やっとそのことに気がつきました

「さすが、俺、やっぱ決める時は決めるよな~icon14icon22
と言う息子

「おまえ、照れんなよ、おかんのおかげって言えんよな~face03
と、バカ親子はやっと笑いながら話せる日が来ました

しか~し、これからが人生の荒波
息子は来年4月から嫌というほど、それを思い知らされることでしょう~

ま、がんばれやface03
  


Posted by 来楽暮  at 17:13Comments(0)